白亜紀の終わりし時ゆ、
神さびて、高く貴きコロホなる、
タバコ・タパドを、手で巻きて
熟してみれば、
ストレスの影もかぐろひ、アイデアの
泉も尽きず、白黴も微かに生えて、
馥郁と香を放ちける。
語りつぎ、吸ひつぎゆかむ、
ハバノの煙は。
【反歌】
チチュルブゆ、
漕ぎ出でて見れば、みどりにそ、
アバホの園に葉は茂りける。
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天地の別れし時ゆ、
神さびて、高く貴き駿河なる、
富士の高嶺を、天の原
振りさけ見れば、
渡る日の影もかぐろひ、照る月の
光も見へず、白雲もい行きはばかり、
時じくぞ雪は降りける。
語りつぎ、言ひつぎゆかむ、
富士の高嶺は。
【反歌】
田子の浦ゆ、
うち出でて見れば、真白にそ、
富士の高嶺に雪は降りける。 |
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